花壇の花の名前には短いもの(キク、パンジーなど)もあれば、とても長くて、舌をかんでしまいそうなカタカナ名(クリサンセマム・ムルチコーレ、プリムラ・ポリアンサスなど)も存在します。どうして、このようなことが起きているのでしょうか。それは、複数の命名法が使われているからです。花の名前の付け方は、大きく分けて次の4種類に分けることができます。
- 本来の日本名、あるいは中国名由来だが、完全に日本語化しているもの
- 英語名、あるいは他の外国名をそのまま音読したもの
- 学名の属名を音読したもの
- 学名全体(属名+種小名)を音読したもの
例を挙げながら、それぞれの命名法を紹介しましょう。 |