
『ネプツニウムの語源・海王星』 |
ネプツニウムはウランに中性子を照射することによって合成された放射性元素です。ネプツニウムはウランの次の元素です。ウランが天王星に因んで命名されました。ネプツニウムには天王星の次の惑星である海王星に由来する元素名が与えられました。イラストにはネプツニウムの語源となった海王星が描かれています。イラスト中の探査機はボイジャー2号で、1989年に海王星へ接近して調査を行いました。ウランより原子番号が大きい元素は超ウラン元素と呼ばれています。ネプツニウムは最初の超ウラン元素です。ネプツニウムはウランからプルトニウムを合成するときに中間生成物として生成しますが、ネプツニウム自体の用途は研究用のみです。 |