
『ウランを使用する原子力発電所』 |
ウランは放射元素であることが最初に判明した元素です。1896年にフランスのベクレルは黒い紙で包んだ写真乾板をウラン鉱石のそばに置くと感光することから、ウランに放射能が存在することを発見しました。ウランは原子力発電所で核燃料として利用されています。原子炉内部ではウランと熱中性子(低い運動エネルギーを持った中性子)が反応することによって、核分裂が起こり、熱が発生します。この熱で水蒸気を発生させ、その蒸気で発電機を回して発電します。イラストにはウラン燃料を使用する原子力発電所が描かれています。 |