2.データベースの内容 |
(1)データベースの概要 |
生活科教科書、先行研究、図書資料から、100種のおもちゃを選定した。記載する項目は、扱う自然事象、材料、用具、つくり方、遊び方、材料の手に入りやすさ、つくりやすさ、製作時の工夫、遊び方の工夫、予想される子どもの気付き、製作時間の目安の11点である。 |
(2)扱う自然事象について |
風、水、光、ゴム、磁石、空気、おもり、てこ、その他の9つの柱を立てた。 |
(3)材料の手に入りやすさについて |
3段階で評価した。学習指導要領解説において、身近にあるものとして例示されているもの(紙、ひも、ポリ袋、空き缶、空き箱、ストロー、割りばし、ペットボトル、牛乳パック、紙コップ、トレイ、輪ゴム、磁石)のみで製作が可能なものを「易」とした。また、身近にあるものを含め、家庭にあるもののみで製作が可能なものを「普」とした。以上にあてはまらないものを「難」とした。 |
(4)つくりやすさについて |
3段階で評価した。製作に要する時間が20分以上であること、製作の工程が5つ以上あること、製作に器用さや正確さが要求されることの、いずれかにあてはまるものは「難」とした。 |
(5)予想される子どもの気付きについて |
活動自体の面白さや自然の不思議さに気付くことを重視し、扱う自然事象の働きや性質への気付きに留まらず、遊びやつくり方、材料への気付きなどについても記した。 |