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ウンウントリウム
原子番号:113 元素記号:Uut


『ウンウントリウムの合成に貢献した超伝導リングサイクロトロン』
 ウンウントリウムはビスマスに亜鉛を衝突させることによって合成されたと報告されている放射性元素です。埼玉県の和光市にある理化学研究所で、2004年に合成に成功したとの研究成果が発表されました。ウンウントリウムは正式な元素名ではありません。「ウン」は数字の1を意味し、「トリ」は3を意味します。ウンウントリウムとは、113元素を意味しています。イラストにはウンウントリウムの合成に力を発揮した実験装置、超伝導リングサイクロトロン(SRC)が描かれています。ウンウントリウムの発見は、ロシアとアメリカの研究機関からも発表されていますが、信憑性が乏しく、理化学研究所が第一発見者に認定される可能性が高いと言われています。第一発見者には元素名を提案する権利が与えられます。ウンウントリウムには、どんな元素名が付けられるのでしょう。
ウンウントリウムのデータ
発見の歴史 2004年に日本の森田らが合成。
名前の由来 ウンウントリウムは113を意味する仮の名前。
性質や特徴 放射性元素。超重元素。
主要な用途 研究用途のみ。

前の元素 最初の元素
コペルニシウム 水素


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