
『花火の赤色はストロンチウムの炎』 |
ストロンチウムは加熱すると美しい赤色(鮮紅色)の光を出す元素です。この性質は花火で利用されています。イラストでは赤い色の打ち上げ花火が描かれています。加熱などエネルギーを与えられた元素が輝く反応は炎色反応と呼ばれています。輝く色は元素によって決まっており、元素の種類を決めることが出来ます。鮮紅色に輝けば、ストロンチウムが含まれていることが分かります。ストロンチウムはスコットランドのストロンチアン地方で産出するストロンチアン石から発見されました。元素名はこれに由来します。 |