ホーム
ゲルマニウム
原子番号:32 元素記号:Ge

ゲルマニウムダイオードを描いたイラスト
『ゲルマニウムを使ったダイオード』
 ゲルマニウムは半導体素子(ダイオード、トランジスタ)として広く利用されてきた元素です。ダイオードとは一方向にしか電気を通さない電気部品で、ゲルマニウムダイオードはラジオに使われていました。イラストではゲルマニウムダイオードが描かれています。灰色の四角い部分がゲルマニウムの結晶です。ダイオードは、ラジオが受信した電波を、人間の耳に聞こえる音に変換できる電気信号へ調整する役割を果たしています。トランジスタは電流を増幅させる電気部品です。ラジオでは音量を上げるために使用されています。
ゲルマニウムのデータ
発見の歴史 1885年にドイツの化学者ウィンクラーが発見。
名前の由来 ドイツの古名 Germania。
性質や特徴 温度が上がると電気をよく通す。
主要な用途 ダイオード、トランジスタ、赤外線透過ガラス。

前の元素 次の元素
ガリウム ヒ素


ホームサイトについて画像についてリンクについてメール元素名リスト
Copyright (C) 2010-2012 国立大学法人 愛知教育大学. All Rights Reserved.