
『ゲルマニウムを使ったダイオード』 |
ゲルマニウムは半導体素子(ダイオード、トランジスタ)として広く利用されてきた元素です。ダイオードとは一方向にしか電気を通さない電気部品で、ゲルマニウムダイオードはラジオに使われていました。イラストではゲルマニウムダイオードが描かれています。灰色の四角い部分がゲルマニウムの結晶です。ダイオードは、ラジオが受信した電波を、人間の耳に聞こえる音に変換できる電気信号へ調整する役割を果たしています。トランジスタは電流を増幅させる電気部品です。ラジオでは音量を上げるために使用されています。 |