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硫黄(いおう)
原子番号:16 元素記号:S


『硫黄を多く噴出する火山活動』
 硫黄は火山の噴出物(火山ガスや温泉水など)に多く含まれている元素です。イラストでは硫黄を噴出している火山活動を描いています。以前は火山で集められた硫黄が資源として利用されていましたが、現在では石油を精製するときに廃棄物として生じる硫黄が利用されています。また、温泉の中に漂っている浮遊物(温泉の花)の正体は硫黄です。温泉地の臭いの原因は硫化水素(硫黄と水素の化合物)による物です。タマネギやニンニクの臭いも硫黄が関係しています。
硫黄のデータ
発見の歴史 不明。古くからよく知られていた元素。
名前の由来 「湯黄(ゆおう)」がなまって「いおう」へ。
性質や特徴 化合物が臭い。
主要な用途 肥料、マッチ棒、ゴムの弾力アップ。

注)ケイ砂:二酸化ケイ素からなる硬い砂。ケイ素の鉱石。

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