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プラセオジム
原子番号:59 元素記号:Pr

プラセオジムを使った溶接マスクを描いたイラスト
『溶接マスクの窓に使用されるプラセオジム』
 プラセオジムは、長年、ネオジムとの混合物が1つの元素(ジジミウム)であると考えられていた元素です。1885年、ジジミウムは2種類の元素が混ざった物であることが判明し、それぞれの元素はプラセオジムおよびネオジムと命名されました。プラセオジムを使ったガラスは青い光をよく吸収するので、溶接マスクの窓に利用されています。イラストには溶接を行う様子が描かれています。プラセオジムは、陶磁器に黄緑色を着色する顔料(うわぐすり)にも使用されています。
プラセオジムのデータ
発見の歴史 1885年にオーストリアの化学者ウェルスバッハが発見。
名前の由来 「緑の双子」を意味するギリシャ語 prasios + didymos。
性質や特徴 ネオジムとの混合物が1つの元素と考えられていた元素。
主要な用途 溶接マスクの窓、陶磁器のうわぐすり。

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セリウム ネオジム


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