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セシウム
原子番号:55 元素記号:Cs

セシウムを利用した原子時計によって制御されている時報を描いたイラスト
『正確な時を刻むセシウムの原子時計』
 セシウムは炎色反応を用いて最初に発見された元素です。湧き水に含まれている元素の炎色反応を調べたところ、未知の青い光が観測され、セシウムの発見につながりました。セシウムは1秒の長さを決める基準として利用されています。セシウムを利用した原子時計は極めて正確で、30万年に1秒しか狂いません。日本の標準時間はセシウムの原子時計で守られています。イラストでは標準時間を知らせる時報が放送されている様子が描かれています。
セシウムのデータ
発見の歴史 1860年にドイツの物理学者ブンゼンと化学者キルヒホッフが発見。
名前の由来 「青空の色」を意味するラテン語 caesius。
性質や特徴 1秒の長さと日本標準時を決めている。
主要な用途 原子時計。

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