ホーム
コバルト
原子番号:27 元素記号:Co

コバルトの語源であるドイツの山の妖精を描いたイラスト
『コバルトの語源・ドイツの山の妖精』
 コバルトは鉄とよく似た性質を持っている元素です。磁石に強く反応します。コバルトは磁石として使用される合金に混ぜられています。古くから青色の塗料(コバルトブルー)として、利用されています。ドイツの鉱山では銀の鉱石によく似た石が採れ、鉱夫たちを悩ませていました。その石には銀は含まれておらず、鉱夫たちは山の妖精コボルトのイタズラであると信じていました。その石には代わりにコバルトが入っていました。コバルトの語源は妖精コボルトであると考えられています。イラストでは妖精たちが描かれています。
コバルトのデータ
発見の歴史 1737年にスウェーデンの化学者ブラントが発見。
名前の由来 ドイツの山の妖精コボルト。
性質や特徴 鉄によく似た性質。磁石に反応する。
主要な用途 塗料(コバルトブルー)、磁石、ハードディスクの磁気ヘッド。

前の元素 次の元素
ニッケル


ホームサイトについて画像についてリンクについてメール元素名リスト
Copyright (C) 2010-2012 国立大学法人 愛知教育大学. All Rights Reserved.