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アスタチン
原子番号:85 元素記号:At

アスタチンの語源である不安定を描いたイラスト
『アスタチンの語源・不安定』
 アスタチンは人工的に作られた放射性元素です。天然に存在する量は極めて少量です。地球全体でも25グラム以下であると推定されています。その原因はアスタチンの寿命がとても短いことです。アスタチンは約8時間で半減するペースで別の元素へ変わっていきます。元素名はアスタチンの不安定さに因んでいます。イラストでは、アスタチンの原子を模したボールの上、人が片手で倒立している様子が描かれています。今にも転倒しそうで、とても不安定です。
アスタチンのデータ
発見の歴史 1940年にアメリカの物理学者コーソンとマッケンジーらが合成。
名前の由来 「不安定」を意味するギリシャ語 astatos。
性質や特徴 放射性元素。
主要な用途 ガン治療(研究中)。

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